2009年11月7日(土)・11月8日(日)・11月14日(土)の計3日間
「ことば」によるコミュニケーションが十分にできなくなった認知症の人に対するケアは「失われた機能の回復」や「できないこと」を求めるのではなく、いかにその「もてる力」を理解し、「できること」を活かしていくかにあります。そして、なによりも「認知症とともに生きる」という考え方がとても大切になるのです。このような視点からも、認知症ケアには、楽しみながら生活を生き生きとしたものにするアクティビティ・プログラムがとても重要な役割を担います。そこで、各現場で活躍している専門分野の講師を招き、認知症ケアの手法とアクティビティ・プログラムの進め方について3日間の実践研修を実施することになりました。
既に「認知症ライフパートナー検定試験」基礎検定に合格された方にも、もう一段レベルの高い知識や、より実際の実務や生活に役立つ実習を学びたい方にも最適です。認知症の人とのコミュニケーションをする上でこれからますます注目されるであろう「アクティビティ・プログラム」を、ご自身で体験して頂ければと思います。 ぜひ、皆さまお誘い合わせのうえご参加下さい。
開催日 | 2009年11月7日(土)・11月8日(日)・11月14日(土) |
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時 間 | 9:30~16:30(6時間) |
受講料 | 当NPO法人会員 27,200円 / 一般34,000円(消費税込) |
会 場 | 代々木研修室(東京都渋谷区代々木1-29-5 教会ビル) |
定 員 | 40名(定員になり次第、締切りとさせていただきます) |
共 催 | NPO法人 福祉・住環境人材開発センター 青山環境デザイン研究所(株式会社 メセナ青山) |
後 援 | 日本認知症コミュニケーション協議会 福祉住環境コーディネーター協会 |
11月7日(土)午前
オリエンテーション:認知症ライフパートナーの役割
講師:渡辺 光子 (NPO法人福祉・住環境人材開発センター 理事長 / 日本認知症コミュニケーション協議会 常務理事)
認知症の人との関わり方とケアプラン
講師:小野寺 敦志氏 (国際医療福祉大学 大学院 准教授)
11月7日(土)午後
園芸療法のもつ意味と進め方(事例・体験学習)
講師:登坂 ユカ氏 (いばらき園芸療法研究会 会長 / 園芸療法士)
11月8日(日)午前
認知症のケアにおける傾聴技術(ワークショップ演習)
講師:中辻 萬治氏 (桜美林大学 加齢・発達研究所 研究員/日本応用老年学会 顧問)
11月8日(日)午後
回想法のもつ役割とコミュニケーション(ワークショップ演習)
講師:菅 寛子氏 (新天本病院 臨床心理士)
11月14日(土)午前
化粧療法の理解と心理的効果(パワーポイントによる事例)
講師:野澤 桂子氏 (山野美容芸術短期大学/美容福祉学科 准教授)
11月14日(土)午後
アロマテラピーの理解と効果(体験学習)
講師:馬場先 淳子氏 (ナーシング リソース 代表・看護師)