
当法人は、2003年(平成15年)4月に特定非営利活動法人 福祉・住環境人材開発センターとして東京都の認可を受け、2014年(平成26年)で11年目を迎えました。この間、会員の皆様をはじめ多くの方々のご支援を賜り心から感謝申し上げます。
1999年(平成11年)に、東京商工会議所の検定試験として第1回「福祉住環境コーディネータ―
3級が施行されました。その後、検定試験2級、1級が施行され110万人を超す人たちが受験しています。当NPO法人では「福祉住環境コーディネーター検定試験に合格した人たちが、それぞれの業界の中で専門家として活躍できるようになることを目的とした、数々のスキルアップ講座を続けてまいりました。
また、超高齢化が進む中で要介護高齢者、特に認知症高齢者が急速に増加してきており、この分野の調査研究、実践研修を行ってまいりました。一般社団法人 日本認知症コミュニケーション協議会が主催する検定試験「認知症ライフパートナー」の開発にも携わり認知症ケアに関するフォローアップ研修も共催で続けてまいりました。
このような社会環境の中で、東京都が福祉サービス施設等を対象に第三者評価を開始し、当法人も東京都から福祉サービス評価機関として認可され、認証保育所、高齢者施設、母子生活支援施設などの評価を毎年行ってまいりました。
2015年度中には、福祉住環境コーディネーター検定試験の合格者を対象に、新しい認定資格制度を創設いたします。高齢者・障害者・認知症の方々の生活環境の向上と生活の質の向上、さらに本人ができるだけ自立した生活を送れるよう福祉と住環境の両面から支援することが出来る「福祉住環境設計認定専門士」 1級、2級、3級の認定制度を創設し、人材養成を開始します。 わが国は、世界一の超高齢社会といわれており、当法人の活動を通して社会福祉に寄与していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
渡邉 光子
特定非営利活動法人 福祉・住環境人材開発センター 理事長
一般社団法人 日本認知症コミュニケーション協議会 理事長
東京都社会福祉審議会 委員、福祉住環境コーディネーター協会 理事

この法人は、高齢者・障害者・認知症高齢者の住環境整備・福祉用具の活用などに当人の身体状況や生活の視点から適切なアドバイスや実務に対応できる専門職の育成と再教育を推進していきます。
また、今後ますます増えるであろう認知症高齢者の生活支援に当たる新しい専門職の育成をしていきます。また、在宅やグループホームなどの住環境整備について調査・研究を重ねながら安心な暮らしやすい住環境を創造していきます。
一方で世界的な問題となっている地球環境やシックハウスなどに配慮した自然との共生や健康的な住環境のあり方についても研究会や講演会などを通して建築技術者や生活者などに啓発活動をしてまいります。
さらに中高年や健常高齢者など生活者の方々に住まいに関する勉強会等を通して生活の基盤である住宅建築の理解と住まい方、介護と住宅との関わりなどについて理解を深めていただくなど、高齢になっても自立した暮らしやすい高齢社会を創造するために奇与することを目的としています。

1) 高齢者・障害者・認知症高齢者の生活支援、看護・介護、住環境整備、福祉用具の導入など実務にあたる専門職のスキルアップ実務研修事業。
2)東京都福祉サービス第三者評価事業
3) 認知症高齢者の生活支援にあたる新しい専門職の研究開発
4) 一般生活者を対象に勉強会、啓発・普及活動
5) 上記に関する研究会、講演会、セミナー、シンポジュウムなどの開催
6) 上記に関する広報活動、出版事業
7) 会員に対して情報誌の発行

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監 事 |
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